処遇改善加算

福祉職員の労働環境を改善するための取組みとして当法人が実施しているものを紹介します

  職場環境等要件 当法人の取り組み
入職促進に向けた取り組み 法人や事業所の経営理念や支援方針・人材育成法人、その実現のための施策・仕組みなどの明確化 入職時の研修や事業所での定例会、ホームページ等で法人の理念や方針を発信し、それに基づいた事業計画を作成、実施している
他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築 上位職員による指導や、短時間勤務、日勤のみや夜勤回数の配慮等
資質の向上やキャリアアップに向けた支援 働きながら国家資格等の取得を目指す者に対する研修受講支援や、…略…強度行動障害支援者研修等の業務関連専門技術研修の受講支援等 研修受講のためのシフトの調整
資格取得時の研修費用の助成
研修受講の申し込み、研修費用の全額助成等業務の一環として行っている
研修の受講やキャリア段位制度等と人事考課との連動によるキャリアサポート制度等の導入 職位表を作成し、年次、資格取得等によりキャリアアップしていく仕組みを構築
両立支援・多様な働き方の推進 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換制度等の整備 子育て・介護等の家庭事情等に考慮し、夜勤を減らしたり、特定曜日だけの勤務職員を採用。平成28年度からは正規職員への転換制度を採用し、実際に数名の職員がこの制度を利用して正規職員に転換している
有給休暇を取得しやすい雰囲気・意識づくりのため、具体的な取得目標…略…を定めたうえで、取得状況を定期的に確認し、…略…積極的な声掛け等に取り組んでいる 年間最低でも5日を取得するように年度当初に声掛けをし、シフト作成時や日勤担当表作成時に上位職員から積極的に声掛けを行い、休暇取得に取り組んでいる
腰痛を含む心身の健康管理 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実 福祉医療機構のソウェルクラブに入会し(職員負担は0)福利厚生制度の充実を図っている。
短時間勤務労働者も受信可能な健康診断・ストレスチェックや従業者のための休憩室の設置等健康管理対策の実施 年に2回の腰痛検査のほか、年1回の健康診断を実施。休憩室を設置している。看護師による健康チェック等実施。
生産性向上(業務改善及び働く環境改善)のための業務改善の取り組み 現場の課題の見える化(課題の抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実施している 支援員会議を定期的に開催し、課題の抽出を実施している
介護ロボット等の導入 見守り支援介護ロボットの導入
業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っている 日勤担当表の作成による業務手順書の作成や、ヒヤリハット報告書、インシデント報告書等を作成し、情報共有に資する
やりがい・働きがいの構成 ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善 朝礼、支援員会議、ケース会議、定例会等定期的に実施し、課題を抽出、改善に努める
利用者本位の支援方針など障害福祉や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供 県社協開催の研修等、年間10回以上の研修への参加のほか、毎月定例会での研修発表等共有の機会を提供している